半導体グリーンファブ研究会へようこそ!

 本研究会は、「半導体量産向け巨大工場『ギガFab』のポテンシャルを解き放ち、究極のラボ・オートメーションを実現することで、探索的研究に活用する」というモチーフを掲げ、様々な視点から、科学的に裏付けられたプロトコルを見出していくことを目指して設立されました。

 

そのために、応用物理学全般、周辺の研究分野、産学官様々な方々にお集まりいただける場をご提供していきます。設立時に想定している具体的な研究開発テーマは、以下の通りですが、これに限るものではありません。

 

シンポジウムや見学会の企画だけではなく、応用物理学会学術講演会で、研究会としてのセッションも設ける予定です。「グリーンファブ」を要として、関係する研究・産業分野の振興、技術普及と人的交流の活性化、そして、新しい研究が芽吹くことを願っています。

 

☆ ロボティクス、インフォマティクス、AI技術等の活用による研究開発の加速とグリーン化

☆ 革新的コンピューティング技術を活用した半導体製造プロセスの高度化・最適化

☆ CPS関連技術、例えばデジタルツインを用いた製造プロセスの試行・設計

☆ サイバーフィジカルループ、サイバネティック・アバターによるモノづくりの変革

☆ 電力、CO2、水、部材消費等の指標を得て、社会活動へのインパクトを抑えつつ、製造現場のNetzeroやグリーン化を、段階を追って推進する技術の開発(センサー、エネルギーハーベスター、通信技術、MES等システム開発他)

☆ その他、グリーントランスフォーメーション(Green Transformation, GX)やグリーン移行(Green Transition)など、様々な社会的課題の解決に向けた取り組み

 

※応用物理学会外の方々だけでなく、応用物理学会内、例えば、産学連携委員会、研究会、新領域グループの皆様との共催イベントなども積極的に進めていこうと考えています。ご遠慮なくお声がけください!


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2023/12/11

第71回応用物理学会春季学術講演会 テクニカルシンポジウム

エネルギーハーベスティングのフロンティア

— GXに挑戦する若手研究者たち —

2024年3月23日(土) 9:00~17:00 (予定)

東京都市大学 世田谷キャンパス

 

 

IoTデバイスへ応用などを見据え、熱や振動などの異なるエネルギー源からの環境発電技術が開発されてきました。環境発電でグリーントランスフォーメーションに貢献する若手研究者が環境発電に関する最新の技術を紹介し、情報共有や研究交流が可能な場を設けました。多くの学術界、産業界の関連研究者・技術者の参加をお待ちしております。

 

★招待講演者

「自己組織化エレクトレットを用いた振動発電素子の長寿命化」田中有弥(群馬大) 

「MEMS型エレクトレット振動エナジーハーベスタ」本間浩章(神戸大) 

「ウエアラブルデバイス向け手首装着用回転型エレクトレット発電機」

 三好智也(東大)

「バッテリーレス・バッテリー混載型EH故障診断システム」中嶋宇史(東理大)

「自立膜を用いた振動発電デバイス」高橋竜太(日大)

「GeTe-rich Ge-Sb-Te系熱電材料の結晶構造とバンド構造の組成依存性」

 小菅厚子(大阪公立大)

「フォノニックナノ構造を有するSi薄膜熱電ハーベスタ」柳澤亮人(東大)

「産業機械応用に向けた熱電駆動Sigfox-BLE自律電源ブリッジ」

 山本弘貴(荏原製作所)

「新規イオン伝導性エレクトレットの開発その応用」井頭卓也(デンソー)

 

一般講演も受け付けておりますので是非ご投稿下さい



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